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～人材の悩みを持つ院長のための人財育成メソッド～

スタッフを募集するといった時、一番に思い浮かべるのはハローワーク求人だと思います。この発想は、決して間違いではありません。

しかし、ハローワーク求人の他にも、地域の広告冊子やチラシ、大手代理店の求人誌、ホームページ、人材紹介サービスなど様々な手段が考えられます。

間口を広げ、応募者をたくさん集めるために、ここに挙げた全ての媒体に求人広告を出し、スタッフを募集するやり方もあります。この場合、かなりのコストが発生します。

潤沢な資金がある医院であれば、宣伝広告も兼ねるという意味では得策ですが、そうでなければ非常にもったいないやり方です。

まずは、どの媒体でどうのような効果をもたらすのかを検証することが大切です。

多くの医院を見ていると、どの求人媒体を使えば良いかのか分からないが故に、たくさんの求人媒体で募集しているケースがほとんどです。

ここでぜひ知って欲しいことは、これまでに当院はどんな求人媒体で募集し、採用できているか？という過去の成功事例を振り返ることです。

そして、当院で働くスタッフに周りの友人などがどんな媒体を見ているか？ヒアリングすることが大切です。

世の中の動きを確認することも大切ですが、自らの成功事例を思い返すことが何よりも先決です。

ぜひ、実行してみて下さい。

これは求人活動に熱心な医院の成功事例ですが、専門職を採用したい場合、なかなか応募がありません。

特に看護師や歯科衛生士となると、かなり厳しいのが現状です。この厳しい状況を擦り抜ける策としては、足で稼ぐことです。

看護師求人を例に挙げると、愛知県であればナースセンターという無料紹介所に求人票を提出します。ここまでは誰もが行う行動ですが、熱心な医院はここからが違います。

求人申込書を窓口へ持参するはもちろんのこと、毎週のように紹介者はいないか？と、訪問し続けるのです。多いときは週２～３回は顔を出していたと伺いました。

この結果、窓口の担当者からも顔を覚えられ、熱心さが伝わり、紹介してもらえるという成果をもたらしました。